書籍

『アインシュタインが考えた宇宙』の適当な(?)解説

まず、特殊相対性理論の解説から始めます。特殊相対性理論とは、『一般相対性理論とは違って重力(加速度)を無視した立場で物事を考えている』と簡単に考えても構わないと思います。ガリレイの相対性原理っていうのを以前紹介したと思いますけれど、あれは…

『アインシュタインが考えた宇宙』という本を読んで

これも正直感想を書きたかったのですが詳細は明日にします。ちょっとだけ述べるならば、特殊&一般相対性理論から量子論やブラックホール、最新宇宙論(インフレーション理論&真空のエネルギー(宇宙定数項))まで幅広く、アインシュタインの考える宇宙像…

『99.9%は仮説』という本を読んで

この本は、あらゆる具体例を通じて読者に世の中の一見正しいと思われていることを実は全然正しくなく単なる仮説に過ぎないと謳ってます。科学は実験・観測によって検証され、そこで生まれた種から仮説ができ、再度実験・観測を重ねじりじりと仮説を固めてい…

おススメの二冊!

『数学者になるために』というこのブログのタイトルに相応しい本が出版されたようです。 数学者、或は、数学愛好者なら誰もが一度は読んでおいては損のない良書かと思いますが、自分はまだ注文して手元には届いておりませんので詳しいことは言えません^^;…

大量購入

・『通勤大学MBA マーケティング』 ・『通勤大学MBA MOT』 エンジニアを目指す場合、経営の知識やマーケティング力があった方が文系優勢の社会でもエンジニアとしての立場が危うくならないので読んでおこうかと思ってます。 いや、決して数学者を諦…

本読みすぎ+買いすぎ!?

もう入学してから200冊くらいになってしまったのかな^^; 大学入学してから様々な見識を高める上で、また、とある年間読書量半端じゃなき人物を超えるため、本を読むことに関しては密かに競ってます。でもまあ、勉強の本は6割、小説2割、漫画2割ってい…

博士の愛した数式

この文庫版は一ヶ月ほど前に読んじゃったけど、映画化されるようだから今は新聞やブログなど様々な情報源から、これに関する広告・紹介が飛び交っているような気がする。 博士は80分しか記憶がもたない...。ある日未亡人の依頼より派遣されることになった…

『アインシュタインが考えた宇宙』購入しました

『理系思考』を読み終えたのはいいものの『宇宙創成から人類誕生までの自然史』が途中なのにも関わらず、思わず気に入ったため衝動買いしてしまった...^^; 今度のアインシュタインの本は『相対論から宇宙論』まで幅広く掲載されており、4つの場の統一理論も…

一般相対性理論の本は来年になりそうです...実家にもってきてないので。

もう年があけるまで半日もありません...そういえば、宇宙論専攻の教官が、東洋の世界観は時間を無限と捉え永遠のループをなしていると考えており、要は時間には何度も新たな始まりをもたせている、と聞いたことがあります。 だから『あけましておめでとう』…

特殊相対性理論やってます

今やっているところは、ガリレオの相対性原理やローレンツ収縮ですが、今日中(≒寝るまで)には、特殊相対性理論をある程度纏めたいかと思ってます。 それにしても、デカルトの渦動説といい、更に、機械論といい、ユークリッドの光の説明といいすさまじいも…

ぬ・ぬ・ぬ...ラプラスの『確率の哲学試論』(岩波)が見当たらない!?

絶版になっちゃったのかな...読みたいと思っていたのに...。哲学のレポも兼ねている為、追加的に講義でも勧められた為、是非とも購入して立派なレポ(?)を書いてやろうかと思ったのに^^;う〜ん、どうしようか。アリストテレスやプラトン、カント、デカルト…

数学セミナー11月〜1月号

ここ最近忙しく取り掛かれなかった数セミを、機が熟した事もあり、再開を試みてみたいかと思う。数セミでは各大学での理学部、稀に工学部の数理情報関連における講義での重要テーマを取り上げ語られており、稀に院レベルの内容も含まれております。毎回『の…

岩波文庫の良さ

価格、質、サイズどれをとっても岩波文庫は読む方にとってはいいかと思える。 以前、デカルトの『方法序説』の中の『我思う故に我あり』を紹介したが、この本は安い割には読む人にとって多大なる影響を与え、世界観を変えるモノとなり得るかもしれない。 現…

将棋のアルゴリズム

冬休みにでも『将棋のアルゴリズム』完成させなくちゃね〜... (長いんですよね〜何千行とありますから。学校ではCしか習っていないため、C++で記述されているソースコードは少しわかりずらいけど、頑張ってみます。夏休みにちょっとだけやったのですがほっ…

岩波数学入門辞典購入しました!

『学校では教えてくれない数学』の管理人さんが日々、この辞書に関する諸事項を語っているのを拝見し、欲望に駆り立てられて本日購入しました。アマゾン経由で購入しようかと思ったけど、学内の生協で買った方が学割が利き直ぐに手にはいることから何かと有…

またまた『相対性理論』。

今日、一般相対性理論と特殊相対性理論の概略が載っている本を買ってきた。特殊相対性理論に関しては、どういったものかそれなりにわかるけれど、一般相対性理論は学んだことが殆どないので、正直よくわかっていない。あと、アリストテレスの『行為』につい…

『志学数学〜研究の諸段階〜発表の工夫〜』を読んで。

研究者を目指している者にとって一度は読んでおいても損はない良書の中の良書。著者の数学者になるまでの過程や論文発表時の注意点、数学者に必要なことなどを著者の実体験も多少なり踏まえながら記述されいます。印象に残っていることとして、『やろうと思…

理系への数学!?

いつもの本屋にいってみて雑誌コーナーで立ち読みしていると、現代数学社の『理系への数学』というものがあった。非常に興味深く、院試の問題も掲載されていたので、購入してみた。『大学への数学』と類をなす書籍かな〜と思って今まで買おうとしかなったが…

世にも美しい数学入門。

週一のペースで通っているとある駅の本屋で、偶然にもこの一冊を見つけた。ぱらぱら拾い読みをしていると、内容的に興味深そうで気晴らしになるなと思い購入してみました。一通り読んでみての感想として、何か述べたいかと思います。この本は、作家の小川洋…

5冊の本同時進行で読んでます

アインシュタイン方程式や量子力学の概略を学んだり、数セミで投射幾何を眺めてみたり、代数系・位相空間の勉強したり、解析力学やったりと割と忙しい...今日はまさに『STUDY DAY』だね。ちょっとやりすぎかと自分でも感じる...そう纏めとして今夜、…

面白い哲学書を紹介します!

哲学といえば、一見難しそうなイメージをお持ちでしょうが、これから紹介する哲学書はそんな既定概念を粉砕してくれる良書で、知的好奇心が満たされるものである。ただこのシリーズには、入門的であるものもあるが中には難解なものも混ざっているので、注意…

アインシュタインの150の言葉(._.

今年は、かの科学者アインシュタインが、特殊相対性理論を発見してから丁度100年目に当たるので、世界物理年として記念すべき年である。 そこで、アインシュタインに関する本をあさってみると、まあ、わかりやすく書かれているものが数多くあるのだけれど…

このブログかなり数学色濃くなってきているが...(;´▽`

今日は、逆写像について話してみます.そもそも写像の定義とは、 集合Aから集合Bへの対応fが Aの各要素に対しBの各要素を唯一つ対応させるとき、対応fを 集合Aから集合Bへの写像つまり、 f:A→B とかく. である.あと、便宜上必要なため単射と全射の…

将棋上達のコツとは...

最近っていうか、将棋をする時はいつもただ何となく直感を大切にし、漠然と指してきただけだった.稀に、月間雑誌何かで解説を読みながらイメージしたり、詰め将棋をやったりと工夫を凝らしているのだが、このせいもあって今壁にぶち当たってるような気がして…

数学史も世界史や日本史と同様に高校のカリキュラムに取り入れられたら...

高校時代に社会科目といったものをやったことはあるだろうが、最近代わりとして数学史を取り得れるのも悪い考えではないように思えるようになってきた. 数学史ならば、社会性が身に付き難いという一面性を兼ね備えているのも否定できないが、世界史や日本史…

フェルマーの最終定理...!?

フェルマーの最終定理は、天才数学者たちが約350年も考え続けやっとのことで解けた超難問である.フェルマーは、この定理の証明を『余白が狭すぎて書けなかった...』といい、結果のみを記したことで、今までその定理の確実性が吟味なされてきた.フェルマー…

物理学の根本たる『古典力学』を学ぶなら...

物理学専攻生なら誰もがご存知の自然哲学の数学的諸原理、いわゆる「プリンキピア」の解説本といったものが、「古典力学の形成(ニュートンからラグランジュ)」(山本義隆著)であろう.この本は、控えめに言ってやや原書に近いと思われ、表紙にもあるようにIsaa…