面白い哲学書を紹介します!

 哲学といえば、一見難しそうなイメージをお持ちでしょうが、これから紹介する哲学書はそんな既定概念を粉砕してくれる良書で、知的好奇心が満たされるものである。ただこのシリーズには、入門的であるものもあるが中には難解なものも混ざっているので、注意すべきところである。
 ここで、哲学者で有名なプラトンライプニッツに関する書籍の入り口部分だけを説明したいかと思う。
 このシリーズの『プラトン』では、『哲学者とは何か』をテーマに議論がすすめられ、哲学者兼政治学者であるプラトンは、政治学者やその他の学者に対して学者とは何かを説明できない者(ほとんどがそうw)は自己を完全には認めていないということから、最高の権力者は哲学者になるという。哲学の観点から政治学者を抜刀するその様には魅入られるだろうかと思う。
 一方の『ライプニッツ』の哲学テーマは『なぜわたしは世界に一人しかいないのか』というもので、モナド(単一)という概念を用い、その証明展開をしていくが、最終的には答えは存在し得ない。結局は、行き着く先は、『神のみが知る領域』ということだ。哲学を考える上で、よく出くわす事柄なので潔く認めるべきだろう。
 
以上が簡単な説明かな^^;
(因みに自分は24冊全部集める気でいますwww)
何せ読んでから結構月日が経ってるので、知識が非常におぼろげである。

以下に詳細を記しますので、一度リンク先のプレビューも参考にしてみては...^^

プラトン―哲学者とは何か    シリーズ・哲学のエッセンス      ライプニッツ―なぜ私は世界にひとりしかいないのか    シリーズ・哲学のエッセンス

価格:各¥1,050(税込) 単行本:各123 p 出版社: 日本放送出版協会

最後に、数学者、或は学者を目指す者にとっては哲学は必須条件かと思われる。論理的思考能力を鍛錬するため、こういった書籍には好んで手を出すべきであろう^^