世にも美しい数学入門。
週一のペースで通っているとある駅の本屋で、偶然にもこの一冊を見つけた。
ぱらぱら拾い読みをしていると、内容的に興味深そうで気晴らしになるなと思い購入してみました。
一通り読んでみての感想として、何か述べたいかと思います。
この本は、作家の小川洋子と数学者でありエッセイストの藤原正彦による世にも珍しい対話形式での数学入門書でございます。
我々が日々思っている数学というイメージを一掃し、数学とは芸術であり美的感覚によるものであることをさとすような内容で、難しい数式などは殆ど使っていない。
中でも素晴らしいと思ったことは、ゴールドバッハ予想はゲーデルの不完全性定理に則っているのかどうかわからないというこですね。
因みにゴールドバッハ予想とは
6以上の偶数は、全て2つの素数の和で表せるというもので
ゲーデルの不完全性定理とは
真か偽かわからない命題も存在するというものです。
だから、ゴールドバッハ予想は『真か偽かどうか』ということさえもわからないということになりますね。
以下にリンク張って起きますので詳しくはそちらで^^
価格: ¥798(税込) 新書: 173 p 出版社: 筑摩書房