ペレルマン氏フィールズ賞を辞退

ポアンカレ予想を解決したロシアの数学者ペレルマン氏がノーベル賞の数学版フィールズ賞の受賞を辞退しましたね。


どうやら学会のやり方が気に入らなかった模様。


彼がインターネットに論文を投稿し、他の方たちも投稿したわけですが、ペレルマン氏は『彼らの新しい貢献は何なのか』と批判していることも関係しているでしょう。


今回のフィールズ賞の受賞者はペレルマン氏を含め4人だったそうですからね。


そして、更に伊藤さんがガウス賞を受賞しましたね。


ガウス賞とは、工学や経済など日常生活に応用される数学の分野を開拓した人に贈られる賞でフィールズ賞と異なって年齢制限はありません。
(どちらも賞金金額は150万円だそうです)


『ブラックショールズモデル』で知られる金融工学の分野で活躍した経済学者2人がこの理論を打ち立てる際のもととなった『確率微分方程式による公式』が、伊藤さんが発見したものであったため受賞が決まったようです。


確率微分方程式とは、自然のランダム運動や株価変動などを分析することができる素晴らしい理論です。


僕もいつかは手をつけてみたいと思っている分野ですが、恐らくこれは学部生レベルの理論じゃないですよね?