複素関数論終了、電磁理論へ、そして今後の課題

漸く重要なポイントはある程度抑えられたので、一先ず終了とします。


次は電磁気学を復習するつもりで、マクスウェル方程式からスタートする熊谷信昭さんの『電磁理論』をやってみようかと思います。


電磁気学には、

①最終章あたりでマクスウェル方程式の導出
マクスウェル方程式からその他諸法則

の2パターンの進め方があり、普通は①のパターンで勉強するのが定番となっていますよね。


しかし、大学によって②のパターンでも進める所は、まあ、それなりにあります。


そこで、通常の電磁気学の書籍ならクーロンの法則やビオ・サバールの法則などの諸法則から最終的にマクスウェル方程式の導出までを一通り学習するようなスタンスをとっていますが、本書は行き成りマクスウェル方程式からクーロンの法則やその他諸法則を導出する別のアプローチに依る数少ない書籍です。


両方によるアプローチを試みることでより理解が鮮明になり、電磁気学における諸現象の重要さが身にしみる形でわかるのではないかと思うと同時、これをもとに特殊相対論との融合によって美しい理論が導かれることでしょう...。(但し、相対論的電磁気学にはテンソル代数必須)


あ・・・、そういえば、『特殊相対論特集』の続き『回転群』、『ローレンツ群』をまだやっていませんでしたので、もう少ししたら記事として書いてみようかと思ってます^^もう暫しお待ち下さい。


『電磁理論』が終わり次第、『楕円関数論』、『場の古典・量子論』、『回路理論』のいづれかをやりたいと思ってますが、何をしようかな〜。


一番愉しめそうなのは『楕円関数論』なのだろうけど、『回路理論』は結構奥が深いのでやりたい気持も多少ありまして、そして、『場の理論』も結構捨て難いです。


これをやらずして『量子重力理論』なんてやれたものじゃありませんからね...^^;