「たけしのコマネチ大学数学科」について

今年度からはじまった当番組で、ある程度有名なので知っている方も案外多いんじゃないかと思います。


↓:当番組へのリンク

『たけしのコマネチ大学数学科』

僕が思うに、この番組の意図は、数学の美しさや利便性を伝達することにあったり、数学教育への影響を高めることで理系離れの減少を誘発する試みがあるように感じますね。


このため数学の哲人といわれるたけしが一役かっていそうですが、本来の目的は、あれだけ数学に興味があるのだから、自己満足の域を越えないのでしょうね。


「もし違う道を選ぶなら、数学の研究者になりたかった」とまでいっているくらいですから。


秋山仁の方は、さすがに別の意図が汲み取れますけど。(←学者だから必然か...)


そこで、この番組の司会者たるガダルカナル・タカが毎回番組開始時に『コギト・エルゴ・スム(cogito ergo sum)』と近代哲学の鼻祖デカルトの『我思う、故に我あり』を真似する形で、人差し指を突き出しながら調子に乗っていうところが少々気に入らない。


因みに、コギトとはラテン語で『私は思う』、エルゴは『故に』、スムは『私は存在する』です。


まあ、それも面白いから悪くはないのですけれどw


それに、彼がそう発言することによって波及効果でデカルトの格言が広まるのはありがたいですね。


トリビアの泉のオープニングでアリストテレスの格言『人類は生まれながらにして知ることを欲する』が放送されることで一般人に周知されることと同じ感覚ですねw


わき道に逸れてしまいましたので微修正して、たけしのコマネチ大学数学科の話に戻りますが、みんなはこれについてどのように思っているのでしょうか?


自分は、『トポロジー』と『美術館定理』しか観ていないので的確な判断はできかねますが、正直少し物足りないかなって思います。


でも、結局はそれなりに楽しめるのでなるべ観るようにはしていますね^^