電気の歴史について

突然ですが、工学部らしい記事も少しは必要かなと思い、それらしい記事を何日かに渡って書いていきたいかと思います^^


今日は、電気の歴史についての導入的なお話で済ませ、次回以降は、有名な電気に関する歴史的人物がそれぞれ何を解明して、人間社会に貢献したのかを紹介していくつもりです。


それでは、早速ですが、電気の歴史を紹介します。


電気というものは、現在から約2500年前くらいにギリシャの自然科学研究者ターレスによって発見されたといわれています。
(但し、電気や電荷といった概念は、時間や自由などの言葉と同様で、定義はよくわかっていません)


彼は、琥珀をこすると物を吸い付ける、という静電気を発見したのです。


琥珀ギリシャ語で「引くもの」という意味のelectronと呼ばれていたそうです。


そもそも、電気は18世紀頃になると研究が盛ん行われるようになり、イギリスのウイリアム・ギルバートは、磁石を使った静電気を研究対象とし、硫黄球やガラス球を摩擦して静電気を発生させ、物を引き付ける現象、人間が電気ショックでびっくりする現象なんかを解明しようとしていたそうです。


特に、電気の研究で画期的なことは、ライデン瓶という、ガラス瓶の底と側面の内外両面に銀箔をはり、電気を貯めることのできる装置が発明されたことでしょう。


電気を貯めるということは、回路素子としてはコンデンサに当たりますよね。


これ以降、盛んに電気に関する研究が行われ、電気に関する基礎的な事柄が解明され、一気に電気の世界が開けてきたわけですが、そもそも電気とは概念自体は昔からあったのですが、実用化にいたるまでは長い年月を必要としました。


電気の歴史は、産業革命に乗ずる形で始ったとまで言われるくらいですから、そう古いものではありません。


電気において活躍した有名な歴史的人物といえば、オームやヘルツ、ファラディ、アンペールなど数々の素晴らしい学者があがりますよね。


これで、ちょっとは電気についてわかっていただけたかと思いますので、次回以降は先程述べたように、電気分野で活躍した偉人たちの偉業について記事を書いていこうと思っております。