軽い雑記

 昨日、アンビリバボーを見た方はわかると思いますが、マイアミ、プエルトリコバミューダ島を結ぶバミューダ・トライアングルという海域では航空機がしばしば『瞬間移動』するといった不思議な現象が起こるというのがやってました。そこで少々検証してみました^^

 結局は、何故『瞬間移動』が起こるのかというのはワームホール(虫食い穴)という近道を通ってショートカットしたという仮説がなされているようでした。

↓:ワームホールのサンプルですがご覧下さい!

 ワームホール自体の存在は色々な科学書を読んでいたので知ってましたが、まさか地球のような身近な場所で起こりえるのか、と少し驚嘆しましたね^^;

 ワームホールの発生原理については、地球は磁場の影響を受けやすいからリング雲という巨大なリング状の雲が発生し、電磁場の互換性よりこの雲に電子霧という濃い霧が発生するようなことを解説してました。

 この電子霧を被った航空機は莫大なエネルギーを受けるわけですが、E=mc2(E:エナジー,m:質量,c:光速)よりエネルギーと質量の間には等価性があることから当然質量が増加したとみてもよいことでしょう。

 ここで一つ補足を入れますが、全ての物体は少なからずも周りの空間に『歪み』という影響を与えます。

 曲率(曲がり具合)は小さいですが、『重力場の方程式』を解くことで実証されていますからね^^

 つまり、一般相対性理論の中の『重力場の方程式』を解くことから時空間の歪みを計算で導き出せますが、そう簡単にワープができるような歪みが得られるということは有り得ないんじゃないかと思ってしまいそうです。

 他の要因として考えられることは、やはり量子力学が背景にあるのではないでしょうか。

 更に波動関数の確率的解釈(≒コペンハーゲン解釈)のように、電子は粒子であったり波であったりと二つの性質を兼ね備えていますが、波の状態から粒子の状態になるとき確率論的に位置が決まってくることがあるそうですから、結局、アインシュタインは、当時、物理学は決定論に基づく不確定要素を一切含まない学問だといってましたが、ボーアやハイゼンベルクディラックなどの科学者は確率的要素も必要だと説いておりました。

 しだかいまして、テレビでは『高いエネルギーを得られたから』となってましたが、ならば何故その海域だけにその現象が起こるのかは不自然だし(不確定事項)、それから地球にはワームホールが得られるようなエネルギーはないのではないか(不確定事項)と思えてきます。

 果たしてどうなんだろうか...。