人民元の通貨取引、対ドル以外で変動幅3%に拡大

 中国は、7月21日に固定していた人民元為替制度を、複数の外国通貨に連動させる「通貨バスケット制度」を導入し、約2%の切り上げを行った.要は、この切り上げで、1ドル8.28元で取引されてたが、1ドル8.11元になったことで、アメリカ、日本など貿易摩擦問題を解消しようというものである.そこで、今回、ワシントンで開かれた先進7カ国財務相中央銀行総裁会議(通称G7)では、人民元改革に積極姿勢を見せ、米の再三の切上げ要求を避けながら、あれこれ思案している.
 現在、中国の経済状況は発展の一途を辿り、政府開発援助(GDP)の支援なしにも経済成長遂げられるだろうというレベルまできているかと思う.しかし、とあるメディアの調査で中国民衆はこの日本の資金援助を認知しているひとは半分もいないというのが現状となっている.これはメディアが伝えようとしないのか、愛国心教育による日本への対抗意識によるものか(後者の可能性大w).
 そこで経済的に余裕が出てきたので、切り上げを行いそして今回変動幅を3%に拡大したのだから、これは固定相場制を最終的に変動相場制へと変えた日本と同じ道を辿っているのであって、中国も同じ道を踏む可能性が高くなる理由の一つになるかと思える.すると、中国も経済不振に陥ってしまうだろう.