理科系大卒の女性、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最低.

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 やはり現在の日本の理系離れは著しく深刻な問題である事が今回、露呈された形になったことがこの記事から読み取れるだろう.特に、女性の理系への関心の度合いの低下傾向が、問題視されると思う.
 最後の一文にもあるように、OECDは「各国比較によると、日本の女子学生は15歳の段階ですでに理数系科目への興味を失っている」と述べている.具体案を講じて早期な対策を期待したいが、現在の日本では文系が完全に主流になってきているので、抜本的なアイディアが必要だろう.
 何故理系科目に関心が湧かないのか...それは実生活における様々な現象との関連を見出せないためが通常の考えであり、やはり変えていかなくてはならない点だろう.大体、高校数学をかじったことが有る人は十二分にわかると思うが、普通の人は数学の理論の適用目的がわからない.何のためにやっているかわからないから、つまらなく感じる、そして見向きもしなくなるといった悪い方向にいくのだろうと思う.自分も当初は、全くといっていいほど、意味のないことをやっているのでは、と感じた事もある.しかし、理論の明確性に惚れて、数学を続ける内に、徐々にだが物事への関連付けがわかってきたような気がしないでもない.それが解るということは、鳥肌が立つほどに喜びや幸せが感じられるかと思う.ある程度、こいったことが理解できるようになると、自然科学史に手をつけてみるのもよいだろう.読めば読むほど、続きが知りたくなり、過去の偉人に因る様々な出来事(数学者の実態や当時の社会情勢など)が、またもや魅力を引き出してくれる.
 何故人間は知を求めるのか...折角、求めるのなら万物の成り立ちを知ってみようではないか.と偉そうなことばかりいってますが、自分も精進しなければなりませんw^^;