なんだこれは...
科学新聞より。
辞書なしで高速処理
日本語解析エンジン
数学的アプローチで実現
言語解析専門ソフトハウス、Sematics社(吹谷和男社長)は、日本語の意味解析を、従来の巨大な辞書を持たず、世界で初めて統計的確率論に加え、トポロジーを用いた数学的アプローチにより実現した日本語解析エンジン『Perceptrons Engine(パーセプトロンエンジン)』の開発に成功した。
トポロジーと確率論の融合ですか...凄まじいことやってますね。
まあ、トポロジーといってもそう複雑なものは使わないような気がするけど。
宇宙論や暗号理論以外の応用ではあまりお目にかからないトポロジーという数学の分野。
これでまた新たに言語解析への応用の道が開けてきそうです。
応用が進めば進むほど重要な概念となり、教育における重要さも増してくる。
すると、テキストで出会う回数が増え、興味をもつきっかけとなるだろう。
つまり、トポロジーは数学の分野の中でも特殊な位置づけにあるが故に、整数論や微積分が嫌いな方にとっても、若しかすると好きであったり或は得意だったりする。
そういう波及効果が望める開発ですね、これは。