阪神電鉄が買収防衛策.

 村上世彰氏が率いる投資ファンド村上ファンド」による阪神タイガース上場の提案に対し、阪神電鉄側は5日、拒否する姿勢を示した.そのうえで、大和証券SMBCとアドバイザリー契約を締結して買収防衛策の導入に着手したようだ.一時は、利ザヤ目的だろうな、と予測されていたことだが今や株式を買い増し、持ち株比率を過半数に近づけ様との勢いが見受けられる.電鉄側は、第三者割当増資やホワイトナイトで対抗できるが、ポイズンピルなどといったテクニックは使えないようだ.買収者以外の株主に、オプションを付与していないのが原因とみられる.これでもって、もうすでに村上側は株式保有率が33%以上だから拒否権をもってるわけだから、電鉄は迂闊に行動できないだろう.
 そして、以前村上ファンド阪神電鉄に対して阪神タイガースの株式上場を提案したことで、上記の企業防衛に乗り出しているのだけれど、実際問題上場すれば、メリット・デメリットが当然のことながらでてくるだろう.阪神ファンが株式を買えば、球団が潤いグループにとっても悪くない反面、仮に阪神タイガースが不調に陥るなら株価は、下がっていく事だろう.要は、球団を上場するとプロ野球界が危うくなってくるそうだ.巨人の渡辺会長も、声高々にそう発言している.
 話は一転して、とうとう堀内が今期の巨人不振に伴って退任した.また原監督の『ジャイアンツ愛!』が始るかと思うと、まあ、結果が残せるようならいいんだけど果たしてどうなることか...原監督就任の会見では、本当に巨人軍が好きなんだなあとしつこい位で、非常に濃い印象を受けたw