羽生が先勝=将棋王座戦

 棋の羽生善治4冠に佐藤康光棋聖が挑戦する第53期王座戦5番勝負の第1局が1日、東京都文京区のフォーシーズンズホテル椿山荘東京で行われ、千日手で指し直しの後、2日午前0時22分、165手で先手の羽生が先勝した。千日手とは将棋を知っている方ならお分かりの通り、先手と後手が同じ手順を繰り返して局面が膠着状態になることを千日手模様といい、同一局面が4回出現した時点で千日手が成立することをいう.2歩をするくらいに滅多に起こらないことなのだが、重大な勝負ででてしまった.これは、佐藤棋聖が王座につく前触れだったのか、その行方は誰にもわからない...因みに将棋界には「名人」「王将」「竜王」「棋聖」「王位」「王座」「棋王」の七つのタイトルがある.